潔く柔くの名言!「友達に嫌いなところがあったらいけないの?」

いくえみ綾先生の「潔く柔く」。

映画化もされた作品です。

いくえみ綾先生は女性の複雑な心理描写を描かせたら右に出るものはいないと個人的に思っています(笑)

いくえみ綾先生の漫画から学んだことはたくさんありますが、友達関係のセリフでインパクトに残っている言葉を紹介します。

 

「友達に嫌いな部分があったらいけないの?」

「潔く柔く」はオムニバス形式で描かれています。

話が進むにつれてすべての話が合流してきます。

今振り返ると、何だかゲームオブスローンズみたいですね笑

 

 

百加(ももか)は惚れやすいけど、モテない系女子。

「あんたって掘れっぽいよね」と友達から言われ、密かに見下されている?と気づいています。

気づいているけど「私だけがわかってればいいんだ」と言い返さずに自分の心の中に収めておきます。

百加はただ人に愛されたいだけ。学生時代なんて異性と付き合うのは陽キャだったり、顔が圧倒的に良い人だけだと思います(基本的には)

ほとんどの人は地味に過ごします。

でも皆人に愛されたいと思っている。百加はそこを素直に出している人だと思います。

 

時は過ぎ、

百加は大学に進学し、仲が良い男友達の中西を好きになりますが、中西は百加の友達のカンナを好きになります。

カンナは中西の高校の近くの高校に通っていて、中西にとってマドンナ的存在でした。

 

 

色々ある中、百加は中西や中西の友達、古屋と交流する日々。

古屋は斜に構えた人で、ずばっと相手の核心をつくようなことを言います。

 

 

そんな古屋が行った言葉。

 

「友達に嫌いな部分があったらいけないの?」

 

 

確か優柔不断で、女子に振り回される中西を見て文句を言っていた百加達に向って放った言葉でした。

 

 

友達のすべてを肯定しなくてもいい。

友達だから悪いところを指摘できない、という空気はおかしい。

 

 

上辺だけの友達関係をずばっと切る言葉。

 

 

当時大学生で、友情についてとても考えていたので、この言葉は心にしみました。

 

 

「潔く柔く」の中でも百加編は女の友情についてすごく掘り下げられています。

昔から美人で男に好きでもない男にモテまくってきたけど、女子からは何かと嫉妬されてきたカンナ。

百加はモテない、愛されないからひがみっぽくなってしまった女子。

相容れない2人だけど、友情が芽生えるんです。

 

 

百加とカンナは大喧嘩して気持ちをぶつけ合い、本当の友情を得ます。

 

後日談も描かれますが、百加とカンナは大人になってからも付き合いがあります。

中西とは疎遠になっていました(笑)

 

 

やっぱり中々女同士の友情というのは難しいので、本音をぶつけ合って真の友人になるというのは憧れるけど、ファンタジーだとも感じます。

 

 

だけど、あったら良いな、と思わせてくれる。

ただの少女漫画じゃない、もっと突っ込んだ人間関係を描くいくえみ先生は本当にすごいと感じました。

 

 

友情に悩む学生さんにおすすめしたい作品です。

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